鳩対策

鳩対策は段階に合わせると効果的です。

お金をかけずに自分でなんとかしたい!けど、どんな対策が一番効果があるのでしょうか。よくあるのが、CD、目玉風船、吹き流し、作り物のカラスや超音波ですが、これらの効果は一時的なものであり、長期間の設置は鳩が慣れて効果がなくなってしまいます。超音波に至っては鳩をはじめとする鳥類は聞くことのできる周波数範囲が狭く、鳩には効果がありません。安くて簡単だけど効果が出なければ無駄な出費にも・・・。では、どんな対策が効果的かというと、鳩被害の段階に合わせて対策することなんです。その鳩被害の段階は何を目安にするか、対策方法などを合わせてご紹介します。

鳩が羽休めとしてベランダで休憩・待機している場合は、日中の滞在時間も短く、糞も少ないので、まだ初期の段階と言えます。この段階なら自分でなんとか対策ができる可能性があります。対策としては、テグス、ワイヤー、スパイクなどを鳩がとまるところに設置しましょう。また、鳩が嫌がる臭いの忌避剤のスプレーを散布剤も合わせて使うのがオススメです。スプレーは雨で流れてしまったりするので、こまめな散布が必要です。糞の放置は鳩が安心して何度も来る原因になるので、早めに掃除するようにしましょう。

鳩が日中だけでなく夜も滞在することが多くなってくると、そこの場所は、ねぐらになっています。この場合は、糞が大量になっていることが多いです。この段階では中期になります。ねぐらになる場所として多いのは、ベランダの室外機、隔壁版・仕切り板、排水管の上などの高いところになります。休憩や待機をしている時に、安全だと認識した場所をねぐらとして選びます。対策は初期の段階と同じテグス、ワイヤー、スパイクでは防ぐことができない場合もあるので、その場合は防鳥ネットで鳩が入り込まないようにしなければなりません。忌避剤も効果的ですが、長く効くジェル剤などで間隔を狭くして設置することになります。

巣を作られた場合、朝から晩まで鳩がいるようになり、鳴き声の他、糞の被害もかなり深刻な状態になっていて最終的な段階になります。鳩はネットが張ってあろうと、わずかなすき間を見つけて中に侵入しようとしてきますので、侵入経路をふさぎ、鳩がそもそも中に侵入できないようにする物理的な対策をしなければなりません。高所での作業も必要な場合もあるので、自分での対策が難しくなってきます。こうなった場合、鳩対策業者のプロに依頼することをオススメします。